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プレ公演を振り返って

このブログで紹介した通り、先週の土曜日に自分の指令により、プレ公演が行われました。

先日の記事は、出演者・制作者側の視点からでしたので、今日は観客側の視点で紹介したいと思います。

 

プロジェクト&指令

昇龍祭太鼓では、本当に沢山のプロジェクトが同時進行しています。

団体の考え方として「より良いものを提供する」ということを念頭にいろいろ試行錯誤しています。

今回の指令もその一環。

昨年末あたりから、他団体の公演を見に行く機会があり、チケットを購入し、勉強がてら色々な公演を見てきました。

他団体の公演

いろいろ構成に凝って楽しめる公演もあれば、入場料と内容がまったく合わないような公演もあったり千差万別の価値観でした。

その時に「ふと!」思ったことがありました。

「昇龍祭太鼓の公演」ってお客様目線で見た場合どのように見えるのか?

単純にそう思い、客観的にお客さんとして自分の団体の公演を見てみたいと団員に指令を出しました。

主要メンバーを集め指令を出したのは今年の4月。

全ての構成を団員らに任せ、客として自分に昇龍祭太鼓の公演を見せて欲しいと・・・!

この大指令により、6月24日に「明正小学校体育館」で昇龍祭太鼓プレ公演を見てきました。

 

プレ公演開催

このプレ公演を行う意義としては、今後の東京公演に向け、団員自ら構成を考え、実際に自分たちで自主的に公演全体の流れを把握させる事でした。

自分は客観的に、構成の在り方、曲や演技の構成によってのストーリー性などがあるかなど、見ている人に感動を与えることができる内容になっているのかをチェックします。

そのため、自分は全く内容を知らされておらず、練習も自分抜きで行われていました。

内容の方は…

1ヶ月弱という短期間で構成演出を考えたにしては上出来でした。

いろいろな課題点も見えてきましたが、凄くメンバーのことを誇りに思いました。

当初、このプレ公演を見るお客様として呼ばれていたのは自分と元団長の吉越の2人のみ。

ですが、プレとはいえ、せっかく公演をやるなら沢山の人に見てもらった方がいいと思い、急遽ではありますが、当日の昼間に明正小学校の子供たちや父兄の皆さん、夏限定の一般メンバーにも声を掛けさせてもらいました。

当日の呼びかけだったため集まらないと思っていたら、意外にも多くの方が見に来てくれました。

メンバーの方も適度の緊張感があってよかったんじゃないかな(笑)

まだまだ、課題や改善の余地はありますが、きっといい公演になると思いますので、皆さんも楽しみにしていてくださいね!

昇龍祭太鼓 プレ公演

 

ストーリー性を持たせる

今回のプレ公演は、いま全国展開させようとしている地方公演の内容とは違う形で、東京公演(10周年)に向けての叩き台として、指令をだしました。

公演内容を考える際に、いつもメンバーに伝えている事があります。

それはお客様がびっくりするようなサプライズとストーリー性を持たせるということ。

今回のプレ公演でも、ストーリー性の片鱗を見る事ができました。

ただ、まだまだ課題が多いのも事実です。

前身団体での公演でも、テーマやストーリー性を持ったものを行ってきました。

その一部をご紹介したいと思います。

今は亡き平良とみさんが演じるオバーがエイサーの「未来~過去~現在」を覗くというストーリーです。

未来エイサーについては賛否両論ありましたが、あくまでも物語の中で100年後のエイサーはアジア諸国の祭と融合しているのではないかという想定で物語を考えた内容です。

少し長いかもしれませんが是非、見てみてくださいね。

エイサー変幻Ⅰでは「Future style ver(未来バージョン)」未来エイサーの
一つの形を演出してみました。
煌びやかな豪華爛漫の衣装は 未来の光あふれる世界を表しています。

エイサー変幻Ⅱは「Traditional style ver(伝統的)」過去のエイサー。
沖縄県糸満市の「喜屋武(キャン)青年会」を招いて演舞してもらいました。

エイサー変幻Ⅲの最後は、「Current style ver(現在)」現在のエイサー。
現在から未来へ向けての様子を表現しています。

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