背中お押してくれる言葉
- 2026年01月29日
こんにちは、ばるです。
この頃本を読む機会がめっきり減っていたのですが、ここ数日はカバンに一冊本を入れておいて、
通勤時間に読むようになりました。朝に読書の時間を設けると、その集中力が一日いい感じに続く気がします。
お気に入りの畳ブックカバーと捨てられない紙袋をリメイクしたブックカバー😂
本を読んでいるとグッと心に響く文章に出会うことってたくさんありますよね。でも時間が経つうちに忘れてしまうもの😢なので最近は紙に書き出していつでも見返せるようにしています。踊りをする上で大切にしていきたい心持ちだな、と感じた文章をご紹介させてください。
✩山本周五郎「鼓くらべ」
皆様この作品をご存知ですか?かなり有名な作品のようですが、私は読んだことがありませんでした😅
「また読みたい教科書の泣ける名作 再び」という作品に掲載されていて初めて読みました。
〜あらすじ〜
すぐれた鼓の腕をもつ女の子、お留伊は、近くお城での鼓くらべ(御前で鼓のうまさを競う)を控え、練習に励んでいます。一人の老絵師がその鼓の音に惹かれて庭先まで通ってくるようになりました。最初こそ警戒しましたが、老絵師と過ごすひとときは段々と心穏やかなものになっていきます。それから一月ほど、お留伊は鼓の稽古で家を外すことになりました。その間老絵師とは会えませんでしたが、稽古を終え家に帰ってからも老絵師はなかなか顔を出しません。お留伊は毎日絶えず鼓の練習を続けました。ある時、老絵師がお留伊の鼓を聞きたいと呼び出します。病床に伏す老絵師はお留伊にこう伝えました。
「……。すべて芸術は、人の心をたのしませ、清くし、高めるために役立つべきもので、そのために誰かを負かそうとしたり、人を押退けて自分だけの欲を満足させたりする道具にすべきではない。鼓を打つにも、絵を描くにも、清浄な温かい心がない限りなんの値打もない。……お嬢様、あなたは優れた鼓の打ち手だと存じます、お城の鼓くらべなどにお上りなさらずとも、そのお手並は立派なものでございます。おやめなさいまし、人と優劣を争うことなどおやめなさいまし、音楽はもっと美しいものでございます、人の世で最も美しいものでございます」
※清浄(しょうじょう):きよくけがれのないこと
その後お留伊は予定通り鼓くらべに参加しますが、、、、。
続きはぜひ読んでみてください!著作権切れの作品なのでネット上の青空文庫から読むことができます📕
★原点に立ち返る
練習をする中で人と比べて落ち込んでしまったり驕ってしまうこと、誰でもあると思います。そんな時に、どうして自分は昇龍をやっているのか、初めて昇龍を見た時の感動と、この感動を与える側になりたいと思った純粋な気持ちに立ち返ることで、自ずとやるべきことが見えてきます。
3月に控える大感謝祭に向けての練習は、OBOGの方々の演舞を間近で見ることができる絶好の機会です。たくさん吸収してより良い演舞を追求して頑張ります💃🏻



