旧盆と旗頭準備
- 2025年09月8日
- テーマ: 代表のつぶやき
このブログでも何度かお伝えしておりますが、沖縄のお盆は旧暦の7月13日〜15日です。
2025年のお盆は9月4日〜6日にあたるため、今回は旧盆に合わせて沖縄へ帰省してきました。
旧盆の三日間
沖縄のお盆は「ウンケー(お迎え)」「ナカヌヒー(中日)」「ウークイ(送り)」の三日間。
御先祖様を自宅の仏壇に迎え、ウンケージューシー(炊き込みご飯)、餅入りぜんざい、オードブルなどを供えます。最終日には「ウチカビ(あの世で使うお金)」を燃やし、家族の安全と「また来年も戻ってきてください」と手を合わせました。
今年の旧盆は9月に入ってからだったので、例年よりも少し遅め。行事が終わった直後から次の準備、ということで、帰省中には10月の那覇大綱挽きに向けた旗頭(はたがしら)の準備も手伝ってきました。
旗頭づくり
旗頭は重さが百斤(約50kg)以上あると言われます。その重みを支えているのが竹竿。さらにその竹竿に添竹を4本当て、濡らしたシュロ縄で力いっぱい締めながら巻き付けていきます。
イメージとしては、骨折した足にギプスを施すようなもの。強度を高めるために一本一本を丁寧に巻いていきます。
この日は午前11時から作業を開始し、1本を巻き終えたのが夕方6時半。休みなく続けてようやく完成しました。まさに根気と体力の勝負です。
那覇大綱挽き旗頭行列
那覇市は「旗頭のまち宣言」を行っており、市内には数多くの地域旗頭が存在します。その最高峰ともいえる祭りが「那覇大綱挽き旗頭行列」。
今年は